ホーム世界史インド、東南アジア、中国、アメリカの古代文明→(基本)マガダ国の台頭と新しい宗教

1.マガダ国の台頭

前6世紀から前5世紀頃に、マガダ国コーサラ国を併合したとの記述が見える。

※後述するナンダ朝とマウリヤ朝はマガダ国から出た王朝である。

2.仏教

前5世紀頃に、シャカ族の王族出身であったガウタマ・シッダールタブッダとして仏教を創始した。クシャトリヤやヴァイシャの支持を得た。

※「ブッダ」とはサンスクリットで「悟った者」という意味である。

<仏教の教義>

・中道が正しい生き方であるとし、極端な苦行と快楽を否定した。

八正道はっしょうどうの実践に努めること。

・煩悩を捨てることによって、輪廻転生りんねてんせいから解脱げだつし、涅槃ねはんの境地に達することができるとした。

3.ジャイナ教

仏教の創始と同じ頃に、クシャトリヤ出身のヴァルダマーナジャイナ教を創始した。ヴァルダマーナの尊称をマハーヴィーラという。ヴァイシャの支持を得た。

<ジャイナ教の教義>

・厳しい不殺生主義。

・真理は相対的であるとする。

・肉体的苦行による解脱を目標とする。

4.ウパニシャッド哲学

バラモン教の中から、祭式至上主義や形式主義に満足せず、内面的な思索を重視する一派が発達させたのがウパニシャッド哲学である。宇宙の根本原理であるブラフマン(ぼんと自我の根本原理であるアートマン(が究極的には同一だと悟ることにより、解脱できるとした(梵我一如ぼんがいちにょ)。また霊魂は不滅であり、カルマ(ごうの結果により様々なかたちに生まれ変わるという輪廻転生の思想も含んでいた。その内容は『ウパニシャッド(奥義書おうぎしょ)』に書かれている。

Copyright © 2011-2020 I&T Soft All rights reserved.